フラワーアレンジメント制作が与えてくれる意外な心理効果とは?

アーティフィシャルフラワーレッスン

 

こんにちは。
フラワーデザイナーの久保歩美です。

今回は、
お花の癒しで変化するメンタル効果について
ご紹介したいと思います。

お花は、
見ているだけで、眺めるだけで
気持ちが落ち着いたり癒されたりしますよね。

さらに踏み込んで、今回は
自分でお花をアレンジしたり、
フラワー作品を作ることで起こる
『気持ちの変化』についてご紹介したいと思います。

お花と触れ合ったレッスン後の心の変化

フラワーレッスンというと、
お花の知識や技術を覚えるものと
思われがちですが、

これまでレッスンを開催してきて
レッスンを通して、
生徒さんの心や気持ちに変化があるように感じています。

というのも、
生徒さんからいただくご感想が
お花のアレンジ方法を学んだ感想だけでなく
心の変化について触れられていたりします。

例えば、

・レッスンで癒されてイライラしなくなりました。
・子どもに優しくなれました。
・夫に優しくなれました。
・また、日常を頑張ろうと思います。

など、
気持ちの変化を喜ぶご感想をいただくことが、
とても多かったりするのです。

気持ちが落ち着かない時に必要なこと

例えば、
なんだか毎日が忙しく過ごして、
やることがたくさんあるから頑張らなきゃいけない。
持ちが落ち着かず、家族や周りの人の言動にイライラしてしまう。

慌ただしく日常生活を送っていると
こういった環境に、無意識の中で常に
身を置いているという方も多いと思います。

このように、家族や子ども、
人との関わりがうまくいかないと感じ
心がモヤモヤする時というのは、
本当に精神的な疲れを感じてしまいますよね。

私はフラワーアレンジメントの他に
これまで心理学も学んできたのですが、
心理学の観点から言うと、
こういった日常でのイライラやメンタル的な疲れというのは

自分のありのままの感情を
受け入れていない状況のまま頑張ろうとしている

状況から引き起こされることが多いと言われています。

確かに考えてみたら、
自分の感情を置き去りにして
他の人や周りのことを優先にしていたら、
自然と心が穏やかでいられなくなってしまいますよね。

では、そういう状況の時、
どのようにしたら気持ちが落ち着くのか?

それは、
心の仕組みからお伝えすると、

“自分の感情を否定せず受け入れて、
 自分に優しくしてあげる
 自分の心を癒してあげる“

このことで、落ち着いてきます。

例えば、
気持ちが落ちていたけど、

・好きなことをしたら元気になれた!
・お出かけをしたら気分が変わった!
など、、、

このような経験はありませんか?

この気持ちの変化は、
気が紛れたこともありますが、
何よりも、自分が喜ぶことをして
心が満たされたからだったりするのですよね。

自分の心が癒えると変わること

自分の心が癒えて満たされると、
心に余裕が生まれ、

さっきまで、
イライラして嫌だと感じた出来事への
捉え方が変わり、

心のモヤモヤが消え、
目の前の状況が変わったように思えたりします。

つまり、
自分の心の状態で
目の前の出来事は変わって見えるということです。

例えば、
気持ちが落ちている時には「この人と会いたくないな・・」
と思うような方と会わなければいけないような時も、

自分の心理状態さえ変えることができれば、
その人と会うことが楽になったり、
あるいは会いたくないどころか、
むしろ何かをしてあげたくなったりすることさえあります。

本当に、人のメンタル状態って
生きやすさに大きく影響してきますよね。

こんなふうに、

自分の心を気分良く満たしておくことがとても大切で、
そうすることで、
家族や周りの人たちとも
心地よく関わることができたりします。

先ほどご紹介した生徒さんのご感想は、
フラワーレッスンや
お花をアレンジすることを通して、
心が満たされて、気持ちに変化が起き、
家族に優しくなれたということだと思います。

とはいえ私自身、レッスンを始めた当初は
お花のスキルをお伝えして、
アレンジメント制作の楽しさと癒しの時間を
共有したいという思いで教室をスタートしたので、

こんな深い心理的変化のことを考えて
始めた訳ではなかったのですが、

でも、こうして振り返ってみた時に、
フラワーアレンジの技術と並行して、
レッスンの副産物として、

”心が軽くなる場所”
を提供させて頂けているということは
本当に嬉しく感じていて、
同時に大きなやりがいにもなっています。

色とアーティフィシャルフラワーの心理効果

お花には『色』があり、
色には心理効果があります。

例えば、
ピンク色は自分に優しく、
自分を満たす色です。

そのピンク色の
アーティフィシャルフラワーを
使ってレッスンをした時のことです。

生徒さんが、
ご自身で作り上げた作品を眺めながら、
目をうるうるさせて、
涙ぐんでおられました。

出来上がった作品がとても愛おしかったそうです。

作品を通して、
これまでの出来事や今を振り返り
込み上げてくるものがあったのだと思います。

その時の癒された気持ちや感情を
記憶として残しておけるのも
アーティフィシャルフラワー作品の
いいところだと感じています。

アーティフィシャルフラワー作品は、
長い期間飾っておくことができるので、

その後、その生徒さんは、
あの時の作品を眺めては、
心が癒され優しい気持ちになっていますと
おっしゃっていました。

花のある暮らしは自分と周りに優しさを届けられる

私はフラワーアレンジメントをはじめてから、
25年以上になりますが、

これまで身近な人へ
自分でアレンジした作品をプレゼントしたり、
大切な人の結婚式のブーケなど
お祝い事のお花を作らせていただきました。

受け取ったくれた方々も
気持ちが嬉しいと喜んでくれるので、
私もとても幸せな気持ちになります。

ありがとうの感謝の気持ちや
おめでとうの相手の幸せを願う
気持ちを込めて届けられるのも
お花の素晴らしいところで、

フラワー作品制作は、
自分の心を満たして穏やかにするだけでなく、
周りの人たちへ幸せな気持ちを
お裾分けすることもできる
素晴らしいものだと感じています。

まとめ

今回は、
花のある暮らしの癒し効果で
変化する人との関わりを通じて、
フラワーアレンジメント制作とメンタルの意外な関係性
についてご紹介しました。

自分も周りも幸せな気持ちになる
花のある暮らしの魅力を
感じていただけたら嬉しく思います。

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