フラワーアレンジメントをおしゃれでセンス良く仕上げる4つのポイント

アーティフィシャルフラワー

こんにちは。
フラワーデザイナー&フラワー講師の久保歩美です。

今回は、
アーティフィシャルフラワーアレンジを
オシャレでセンスよく仕上げるコツ
について、
ご紹介しようと思います。

「センス」というと、
元々持っているものと思われている方が
とても多かったりするのですが、

実は、そんなことはなくて、
センスは後から身につけられるもの
だったりします。

そこで今回は、
初めての人でもできる
ちょっとしたセンスアップのコツ
をご紹介していきますね。

すぐに取り入れられることばかりですので、
フラワーアレンジメントをされている方は
ぜひ参考にしてみてください♪

1つアクセントを作ろう

フラワーアレンジメントのセンスを高めるには
・お花のバランス
・花合わせや色合わせなどの学び
を深めていくと身についてくるのですが、

簡単にセンスの良い作品を作る上でポイントになるのが、

ズバリ、
『お花のアレンジの中にアクセントを作る』
ということだったりします。

何か一つポイントとなるものがあると、
そのフラワー作品が一気に
華やかになって存在感が増してきたりするのですが、

そのポイントとなるものが、まさに
「アクセント」です。

アクセントになるものは、
①   小花や実物
②   オーナメント(お花以外の小物)
③   リボン
④   色味
などがあります。

それぞれポイントがありますので
1つずつ活用例をご紹介していきますね♪

①小花や実物の使い方

まず、小花や実物をアクセントにするには、
そのフラワー作品の中で、
“目立つようなもの”を選ぶのがオススメです。

例えば、
丸いお花で作ったアレンジの中に、
丸くない形のお花を一輪入れてみると、
そのお花がアクセントになります。

 <具体例>

 

アネモネと紫陽花の丸いアレンジに
実物を入れて、
単調なアレンジにポイントができました。

②オーナメントの使い方

オーナメントとは、
飾りや装飾品のことですが、
季節の飾りなどを選ぶと
季節感が強調されて、ポイントになります。

例えば、
ハロウィンやクリスマスの時期は、
オーナメントも出回る時期ですので、
取り入れやすいです。

<具体例>

ハロウィンのオーナメントを
アレンジの中に挿したことで、
秋のフラワーアレンジメントの
アクセントになりました。

③リボンの使い方

続いてはリボンをアクセントに用いるとき。

お花のアレンジメントでは、
リボンを使うことがとても多いのですが、
リボンもアレンジの中の
ポイントになるアイテムの一つです。

リボンを選ぶ時に気をつけたいことは、
素材や色です。

お花の専門店には、
シフォンやレース、麻、ラフィア
様々な素材や色味がありますので、
アレンジの雰囲気にあったリボンを選ぶことで、
イメージにあったアクセントを作ることができたりします。

<具体例>

シフォンのリボンを巻いたことで、
スワッグの雰囲気が変わります。

④色の使い方

最後に、
色をアクセントに持ってくるケースです。

お花には色がありますので、
色がアクセントとなり
ポイントにすることもできたりします。

例えば、
淡い色味の中に濃い色のお花を一輪入れてみたり、

赤の色味のアレンジに
反対色となる緑色のお花を入れてみたり、
(反対色については、こちら  の記事に書いてあります)

アレンジの中で、
目立つ色を一輪入れてみると、
ポイントになります。

<具体例>

ひまわりの黄色の反対色のブルーが
ポイントになって、華やかになりました。

ポイントは一つに絞るのがコツ!

このように、
何かアクセントとなるものを入れることで、
フラワーアレンジがオシャレに仕上がります。

今回4種類のアクセントとなるものを
ご紹介しましたが、

注意点は、
「アクセントとなる要素を取り入れすぎない。」
ということです。

いくつもアクセントを入れてしまうと、
さらにポイントになるものを
決めなければいけなくなり
難易度が上がってしまいますので、

ポイントとなるものは、
何か一つだけ入れてみるのがオススメです。

こんなふうに
アレンジメントの基本的なコツを押さえながら
フラワーデザインの学びを深めていくと、

難易度の高いポイントの作り方などが分かるようになって、
さらに作品のセンスアップにも繋がります。

まとめ

今回は、
アーティフィシャルフラワーアレンジを
おしゃれでセンスアップする
ちょっとしたコツとして、
作品のアクセントの作り方4種類をお伝えしました。

ちなみに、
冒頭でも『センスは後からでも身につけられるもの』
とお伝えしましたが、

私自身、
フラワーアレンジメントを始めた頃は
全くセンスがありませんでした。

でも、
お花のデザインの学びを深めたことで、
センスが良いですね、素敵ですね、
などのお声をいただけるようになりました。

お花をアレンジしたいと思うと
“アレンジ方法”を学ぶことが多いかと思いますが、

お花をアレンジすることは、
「イメージしたものをカタチにする」
というデザインの側面でも、楽しさや喜びがあります。

私のフラワー教室では、
お花をアレンジする技術だけでなく
お一人お一人のデザイン力を高めていただける
フラワーレッスンを開催しています。

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