目次
こんにちは。
フラワーデザイナーの久保歩美です。
今回は、ご質問でも多い、
アーティフィシャルフラワーと100円均一の造花との違い
について、ご紹介したいと思います。
100円ショップでは、
買えないものはないのではないか、
というくらいあらゆるものを揃えることができますよね。
お花もその一つで、
季節の造花やグリーン、定番の造花を
気軽に購入できたりします。
そこで今回は、
具体的に、
アーティフィシャルフラワーとは
どのようなところが違うのか?
100均の造花と
アーティフィシャルフラワーの
それぞれの特徴と合わせて、
使い方などもご紹介していきたいと思います。
購入できるところと価格の違い
![](https://art-ami.com/wp-content/uploads/2023/08/小見出しを追加-4-300x222.png)
100円ショップは、日本全国至る所に店舗があり、
多くのものが、110円(税込み)という安価で、
気軽に手に入れることができます。
一方、
アーティフィシャルフラワーは、
いくつかブランドがあり、
専門店の実店舗またはネットショップで購入ができ、
価格は、安価なものから高価なものまで揃っています。
材質や質感、形の特徴
100円造花の生地をよく見てみると、
花びらは向こう側が透けて見えるくらいの
ペラペラとした薄い生地で作られており、
葉は、ビニールっぽい材質です。
一方、アーティフィシャルフラワーは、
『生花の一番綺麗な状態を表現した花』と
言われているので、
花弁の生地だけでなく、
生花のような形や動きの特徴を表現して
作られており、花の美しさが感じられます。
アーティフィシャルシャルフラワーの
材質や質感は様々で、
よりそのお花の特徴や雰囲気が引き立つような
素材で作られています。
例えば、
生花の真紅のバラには、
ベルベット調の質感があるように、
アーティフィシャルフラワーにも
ベルベットのような質感で作られてたりします。
そのほかの例で言えば、
梅のアーティフィシャルフラワーには、
枝に苔が再現されており、
花弁だけでなく枝木も含めた全体の雰囲気が、
本物のような梅の花を感じることができたりします。
100円造花は、
『花があることを楽しむ感覚』であるのに対して、
アーティフィシャルフラワーは、一歩踏み込んで、
『花の美しさを感じて楽しむ』という違いがあるように思います。
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100 円造花の楽しみ方
リースやフラワーインテリアなど、
フラワー作品を作ってみたい時に、
気軽に取り入れられるのが、
100円造花かもしれません。
茎とお花を切り分けて、
お花の裏側に接着剤をつけて、
ボードやリースベースにお花を貼り付けることで、
簡単にフラワー作品が作れたりします。
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フラワー作品制作がはじめての方や
お子さんなどが作るなどに、
とても便利なお花だと思います。
また、
すでにフラワーアレンジメントの技術を学ばれた方でも、
”どのお花を合わせて、どのように表現するか?”
つまり、デザインの探究を楽しむこともできるかもしれません。
アーティフィシャルフラワーの楽しみ方
アーティフィシャルフラワーを
お花をはじめて見た方は、
『これが造花なの?』と、びっくりされることがとても多かったりします。
それだけ生花に似せて作られたお花ですので、
例えば、一輪挿しに
一本のアーティフィシャルフラワーを飾るだけでも、
お花の美しさが感じられて、
素敵な空間演出ができたりします。
また、
とても美しく高級なお花なので、
自宅や店舗のインテリアだけでなく、
プレゼントやフラワーギフトにも適しています。
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もう1つ大きな特徴としては、
フラワーアレンジメントの技術をきちんと学んでみたい時にも、
アーティフィシャルフラワーがオススメです。
なぜなら、
アーティフィシャルフラワーは、
アレンジで使用する時に使いやすいように、
一部分を切り分けてあったりと、
使いやすいように工夫されてたりするからです。
具体的には、
ユーカリの葉というと、
ユーカリはとても大きな枝木なのですが、
アーティフィシャルフラワーの場合、
『ユーカリピック』と言われる
茎を短くしたものがあり、
枝木を切り分けなくても、
そのまま使うことができたりして、
とても便利なので、
はじめての方でもアレンジしやすかったりします。
このように、
”アレンジメント作品を作る”という目的の場合には、
美しさと使いやすさの両面で
アーティフィシャルフラワーがおすすめだったりします。
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まとめ
今回は、
100均の造花と
アーティフィシャルフラワーの違いと特徴、
それぞれの楽しみ方についてご紹介しました。
それぞれの良さがありますので、
用途に合わせて楽しんでみてください。
アーティフィシャルフラワーや造花を
アレンジする時に、
持っておきたい4つの道具については、
こちらの記事に詳しく書きましたので、
合わせて参考にしてみてくださいね。
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