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アーティフィシャルフラワーという
お花はご存知ですか?
アーティフィシャルフラワーは、
近年とても人気のあるお花です。
いわゆる造花のことなんですが、
ただの造花ではないんですね。
私は、今でこそ
アーティフィシャルフラワーを
扱う仕事に携わっておりますが、
以前は、
アーティフィシャルフラワーを
知りませんでした。
それまでは、
お花のレッスンや制作では、
生花を扱っていたからです。
その私が、
高品質の造花といわれている、
アーティフィシャルフラワーに
魅了されていったのですが、
そのアーティフィシャルフラワーの
魅力について書きたいと思います。
お付き合いいただけたら幸いです。
友人宅に飾ってあった生花のような素敵なお花
我が子がまだ小さかった頃、
フラワー講師のお仕事で
一緒だった同僚のお家に
子どもを連れて遊びに行きました。
お互いの子どもを遊ばせながら、
久しぶりの再会に、
懐かしい話や子育ての話に花が咲きます。
毎日の夕食メニューを考えて作るのが精一杯なんだよね。
はじめての子育てにお互い必死だったのかもしれません。
ふと、
キッチンカウンターに目をやると、
お花が飾ってありました。
生花⁈
でも、違うの。
アーティフィシャルフラワーって言うんだよ。
それって何?
造花と言われて、
間近までお花を見にいきました。
私、生花かと思っちゃった。
生花かと思っちゃったよ。
凄くリアルに作られているんだよ。
生花みたいでしょ。
イングリッシュローズといわれる、
丸っこくて可愛らしいお花が、
まさに生花のようで、
その美しさに見惚れてしまいました。
このお花は手入れとかあるの?
水替えの必要もないし、子どもに手がかかっていても
枯れることはないから安心だよ。
アーティフィシャルフラワーを使って、
子どもが寝ている間とか、ちょっとしたスキマ時間に作れるよね。
子どもが小さいうちは、
お花の水替えなど
手間のかかることは出来ないと
思っていた私には、
嬉しいお花との出会いでした。
ホテルのロビーに咲いていた桜はアーティフィシャルフラワー
子どもイベントに参加するために、
都心のホテルでランチをした時、
ロビーに満開の桜が咲いていました。
近くにいたご年配の方々が、
お話されていました。
もう咲いているの?
そんな話が耳に入ってきました。
よく見てみるとやはりそうでした。
ホテルのロビーなんかには
うってつけのお花なのかもしれないなぁ。
以前、生花を扱っていた時は、
メンテナンスをするのが
なかなか大変な作業でした。
毎朝早くに店舗に行って、
水替えや花の差し替えなどをします。
店舗に飾るお花は空調の影響も
受けるので、お花がもたないんです。
お店のスタッフさんが
自分で水替えをする場合には、
お店がオープンする前に
作業されるのですが、
時間をかけるわりには、
花はもたなくて、枯れてくるし、
毎朝大変な作業のようでした。
アーティフィシャルフラワーに
替えると、
その作業がなくなり、
朝の時間をもっと有効に使えるの
かもしれません。
アーティフィシャルフラワーは、
ディスプレイなんかにも最適です。
その季節を演出するということも
出来たりするのです。
季節を問わずに手に入る
アーティフィシャルフラワーは、
例えば、
夏の季節に春を演出するのなら、
枝に咲く梅や桃の花を使い、
日本の和の雰囲気を演出できたり、
そういったイベントにも使えたりします。
いろんな魅力があるんだなぁ。
スキマ時間に作ることが出来る
アーティフィシャルフラワーに
惹かれていった私は、
自分も作ってみようと思いました。
子育てで忙しい毎日なので、
子どものお昼寝の時間や夜寝た後、
作業をいくつかに分けて、
何日かかけて作りました。
作業を分けられるのも
アーティフィシャルフラワーの
いいところです。
出来上がったアレンジメントを
リビングに飾ったところ、
子どもも興味を持ちました。
きれいだねって
触る子どもを見ていると
花を飾って、
お部屋の雰囲気や気持ちも明るくなったと
感じました。
アーティフィシャルフラワーのリースをプレゼントする
アーティフィシャルフラワーの
魅力を知った私は、
プレゼントにあげるリースを
アーティフィシャルフラワーで
作ることにしました。
アーティフィシャルフラワーの基礎は、
新たに講座を受けて学びました。
お花合わせや色合わせは、
生花で学んだ知識や経験を活かして、
デザイン出来るのです。
フラワーリースのデザインを考えながら、
久しぶりにデザインを考える 楽しさや
自分らしく表現できる喜びを感じながら
仕上がったリース。
これは母の日のプレゼントです。
母へプレゼントすると、
綺麗だね。
お花と一緒に写真撮って。
そういいながら、
母はお花の匂いを嗅ぎました。
やはり、初めて
アーティフィシャルフラワーを 見た人は、
生花かと思ってしまうようです。
ずっと生花でないことを黙っていたら、
天然の母はどうしたかなと想像すると、
可笑しいのですが…
だから、保水の必要がないからね。
このリースは、壁にかけたままで大丈夫だよ。
ほこりもそんなに気にならないと思うから。
母はとても喜んでくれました。
アーティフィシャルフラワーは、
保水の必要がいらないので、
人気のフラワーリースや
フラワースワッグなどの壁掛けにも
最適だったりします。
リースやスワッグなどの壁掛けを
プレゼントするときに
アーティフィシャルフラワーを
使うと喜ばれるかもしれませんね。
まとめ
忙しいママも飾れる花、
アーティフィシャルフラワーの魅力に
ついて書いてみましたが、
いかがでしたか?
まるで生花のような
生花に見間違えてしまうほど
リアルに作られたお花で、
保水の心配や
メンテナンスはあまり必要ないと
いったメリットだけではなく、
アーティフィシャルフラワーには
美しさがあります。
もちろん、
生花には生花の素晴らしさもあります。
壁掛けとなるリースやスワッグのデザインは
アーティフィシャルフラワーで
季節毎に変えて季節感を楽しみますが、
生花も飾ったりします。
春になると、我が家の庭には、
クリスマスローズやムスカリが
毎年咲いたり、
アイビーやワイヤープランツなどの
グリーンのリーフも
生い茂ってたりしますので、
お庭から少しカットして、
小さなガラス瓶に飾ったりしています。
用途によって使い分けて、
花を飾ることを楽しんでいます。
ぜひ花のある暮らしを
気軽に楽しんでみてください。
何かのご参考にしていただけたら、
幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。