目次
こんにちは。
フラワーデザイナーの久保歩美です。
今回は、
初心者でも作れる
アーティフィシャルフラワーリースの
作り方を4つご紹介したいと思います。
フラワーリースは、
インテリアフラワーの中でも
とても人気があり、
お部屋や玄関ドアに飾る方も多かったりします。
花や葉で円形に作ったリースの輪は、
『終わりのない』『永遠』を意味し、
縁起の良いものと言われており、
季節のお花や季節を感じる色合いの
リースが飾ってあると、
お部屋の雰囲気も明るくなり、
インテリアのアクセントにもなりますよね。
リースは、
壁やドアなどの壁面に掛けて飾りますので、
保水などお手入れが要らない
アーティフィシャルフラワーのリースは
とてもオススメだったりします。
フラワーリースの作り方には、
いくつかの方法があります。
初めての方でも作りやすい方法と合わせて、
アーティフィシャルフラワーリースの
作り方の4つの方法をご紹介します。
フラワーリースの作り方4種類
アーティフィシャルフラワーリースの作り方には、
- リースの土台にお花を接着剤で貼る
- リースの土台にお花を挿す
- リースの土台に葉(花)を巻きつける
- アーティフィシャルフラワーの枝や茎を活かす
大まかに分けると4つの方法があります。
それぞれ作り方が異なり、
リースの出来上がりの雰囲気も
ガラッと変わったりします。
これから詳しくご紹介していきますが、
まず、初心者にオススメの作り方は、
- リースの土台にお花を接着剤で貼る です。
①リースベースにお花を貼る作り方
『リースベース』と言われる
リースの形をした天然木の土台に
アーティフィシャルフラワーを貼っていく作り方です。
この時、
アーティフィシャルフラワーの茎は、
根元辺りでカットし、
平らになった花の裏側に接着剤や
グルーガン(ホットボンド)をつけて
リースベースに貼り付けていきます。
お花を貼り付ける前に、
リースベースの上にお花を置き
お花の配置を決めておくとスムーズに
作ることができます。
また、
初めてリースを作るときは、
リースベースの真上にだけ
お花を置きがちなのですが、、、
リースの見栄えを良くするポイントは、
丸い立体感を持たせること。
なので、
リースベースの外側と内側にも
お花や葉がかかるようにするのがポイントです。
そうすると
丸く立体的なリースに仕上がります!
この作り方は、
工作のように楽しめるので、
リース作りが初めての方でも
物作り、D I Yが好きだったり
コーディネートするのが好きな方には
とても楽しめる作り方です。
季節ごとに旬のお花で作ると
季節感が出て雰囲気も変わり、
インテリアや玄関が華やぎますね。
②リースの土台にお花を挿す作り方
2つ目の作り方は、「花を挿す」方法です。
リースベースには隙間があり、
アーティフィシャルフラワーを短くカットして、
隙間に茎を挿していきます。
この作り方の特徴は、
お花を立体的に配置できること。
立体感を持たせることで、
アーティフィシャルフラワーを
生花のように生き生きとした雰囲気に
仕上げることができます。
一方、
先ほどご紹介したお花を貼り付ける作り方は、
お花が平面になりがちなため、
生花の自然な雰囲気とは違って、
お花をギュッと集めた“可愛らしい雰囲気”になります。
リースベースに挿す作り方は、
ワイヤーリングなどの技術が必要なこともあり、
細かな作業もあったりしますが、
アーティフィシャルフラワーの
美しさを感じながら、
自然な雰囲気のリースを作りたい場合に、
オススメの作り方です。
③リースの土台に葉を巻きつける作り方
3つ目の方法は、葉っぱを巻き付けていく方法です。
この方法は、
伝統的なリースの作り方で、
クリスマスの時期に飾られることが多い
モミやシダなどを使ったグリーンのクリスマスのリースは、
この方法で作られることが多かったりします。
同じ長さに切った枝や葉を
リースベースを覆うように並べて
『リースワイヤー』という
しっかりとしたワイヤーで
リースベースに巻きつけていきます。
生花のクリスマスのリースも
この作り方をしますが、
アーティフィシャルフラワーの
モミやヒバで制作しても
生花のような雰囲気に仕上がったりします。
私の教室の生徒さんが
クリスマスリースのレッスンの際に、
アーティフィシャルフラワーで制作していても
モミやヒバの香りがしてくるように感じる♪
という
ご感想をいただくことがあるくらいです^ ^
この巻き付けていくリースは
ボリューム感のある作品を作りたい時にも
とてもおすすめの方法です。
例えば
クリスマスリース以外にも
ユーカリなどのグリーンリースや
ラベンダーやミモザなどの小花のリースも
この方法で作ると、
とてもボリュームのあるリースに仕上がります。
玄関に存在感のあるリースを飾りたい!
という場合にもピッタリです。
④アーティフィシャルフラワーの枝や茎を活かす方法
4つ目は、リース台を使わないでリースを作る方法です。
アーティフィシャルフラワーの茎や枝には
ワイヤーが入っており、
その茎や枝のワイヤーを
リースの土台にして作ることができます。
この作り方も
アーティフィシャルフラワーを
活かした作り方なので、
自然な雰囲気に仕上げることができます。
リースベースがないため、
仕上がりはとても軽く、
壁面にも飾りやすかったりします。
茎や枝を強調させることで、
個性的なリースを作ることもでき、
自分のイメージに合わせたリースを
表現したい時におすすめの方法です。
まとめ
今回は、
初めての方にも作りやすい
『お花を貼る』という方法をはじめ、
フラワーリースの作り方4種類をご紹介しました。
アーティフィシャルフラワーリースの作り方は
出来上がりの雰囲気によって、
どの方法で作るのかを使い分けることがオススメです。
また、
今回ご紹介した作り方を
自由自在に組み合わせられるようになると、
イメージ通りのフラワーリースを
作ることもできたりして、
より一層、リース作りが楽しくなってきます。
私の教室のベーシックコースでは、
フラワーリースのレッスンを行なっております。
ここでは、今回ご紹介した制作方法のうち
『リースの土台にお花を挿す作り方』をメインに
作り方のコツを詳しくレクチャーしています。
フラワー作品作りの基礎を習得したい方は
こちらの↓
フラワーベーシックコースも
合わせてご参考にしてみてください。