目次
こんにちは。
フラワーデザイナーの久保歩美です。
今回は、
初心者でも作れる
アーティフィシャルフラワーリースの
作り方を4つご紹介したいと思います。
フラワーリースは、
インテリアフラワーの中でも
とても人気があり、
お部屋や玄関ドアに飾る方も多かったりします。
花や葉で円形に作ったリースの輪は、
『終わりのない』『永遠』を意味し、
縁起の良いものと言われており、
季節のお花や季節を感じる色合いの
リースが飾ってあると、
お部屋の雰囲気も明るくなり、
インテリアのアクセントにもなりますよね。
リースは、
壁やドアなどの壁面に掛けて飾りますので、
保水などお手入れが要らない
アーティフィシャルフラワーのリースは
とてもオススメだったりします。
フラワーリースの作り方には、
いくつかの方法があります。
初めての方でも作りやすい方法と合わせて、
アーティフィシャルフラワーリースの
作り方の4つの方法をご紹介します。
フラワーリースの作り方4種類
アーティフィシャルフラワーリースの作り方には、
- リースの土台にお花を接着剤で貼る
- リースの土台にお花を挿す
- リースの土台に葉(花)を巻きつける
- アーティフィシャルフラワーの枝や茎を活かす
大まかに分けると4つの方法があります。
それぞれ作り方が異なり、
リースの出来上がりの雰囲気も
ガラッと変わったりします。
これから詳しくご紹介していきますが、
まず、初心者にオススメの作り方は、
- リースの土台にお花を接着剤で貼る です。
①リースベースにお花を貼る作り方
『リースベース』と言われる
リースの形をした天然木の土台に
アーティフィシャルフラワーを貼っていく作り方です。
![](https://art-ami.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_1343-300x300.jpg)
この時、
アーティフィシャルフラワーの茎は、
根元辺りでカットし、
平らになった花の裏側に接着剤や
グルーガン(ホットボンド)をつけて
リースベースに貼り付けていきます。
お花を貼り付ける前に、
リースベースの上にお花を置き
お花の配置を決めておくとスムーズに
作ることができます。
![](https://art-ami.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0685-300x300.jpg)
また、
初めてリースを作るときは、
リースベースの真上にだけ
お花を置きがちなのですが、、、
リースの見栄えを良くするポイントは、
丸い立体感を持たせること。
なので、
リースベースの外側と内側にも
お花や葉がかかるようにするのがポイントです。
そうすると
丸く立体的なリースに仕上がります!
![](https://art-ami.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8592-300x300.jpg)
この作り方は、
工作のように楽しめるので、
リース作りが初めての方でも
物作り、D I Yが好きだったり
コーディネートするのが好きな方には
とても楽しめる作り方です。
季節ごとに旬のお花で作ると
季節感が出て雰囲気も変わり、
インテリアや玄関が華やぎますね。
②リースの土台にお花を挿す作り方
2つ目の作り方は、「花を挿す」方法です。
リースベースには隙間があり、
アーティフィシャルフラワーを短くカットして、
隙間に茎を挿していきます。
この作り方の特徴は、
お花を立体的に配置できること。
立体感を持たせることで、
アーティフィシャルフラワーを
生花のように生き生きとした雰囲気に
仕上げることができます。
一方、
先ほどご紹介したお花を貼り付ける作り方は、
お花が平面になりがちなため、
生花の自然な雰囲気とは違って、
お花をギュッと集めた“可愛らしい雰囲気”になります。
リースベースに挿す作り方は、
ワイヤーリングなどの技術が必要なこともあり、
細かな作業もあったりしますが、
アーティフィシャルフラワーの
美しさを感じながら、
自然な雰囲気のリースを作りたい場合に、
オススメの作り方です。
![](https://art-ami.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_4253-300x300.jpg)
③リースの土台に葉を巻きつける作り方
3つ目の方法は、葉っぱを巻き付けていく方法です。
この方法は、
伝統的なリースの作り方で、
クリスマスの時期に飾られることが多い
モミやシダなどを使ったグリーンのクリスマスのリースは、
この方法で作られることが多かったりします。
![](https://art-ami.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_9102-300x300.jpg)
同じ長さに切った枝や葉を
リースベースを覆うように並べて
『リースワイヤー』という
しっかりとしたワイヤーで
リースベースに巻きつけていきます。
生花のクリスマスのリースも
この作り方をしますが、
アーティフィシャルフラワーの
モミやヒバで制作しても
生花のような雰囲気に仕上がったりします。
私の教室の生徒さんが
クリスマスリースのレッスンの際に、
アーティフィシャルフラワーで制作していても
モミやヒバの香りがしてくるように感じる♪
という
ご感想をいただくことがあるくらいです^ ^
この巻き付けていくリースは
ボリューム感のある作品を作りたい時にも
とてもおすすめの方法です。
例えば
クリスマスリース以外にも
ユーカリなどのグリーンリースや
ラベンダーやミモザなどの小花のリースも
この方法で作ると、
とてもボリュームのあるリースに仕上がります。
玄関に存在感のあるリースを飾りたい!
という場合にもピッタリです。
![](https://art-ami.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_7886-300x300.jpg)
④アーティフィシャルフラワーの枝や茎を活かす方法
4つ目は、リース台を使わないでリースを作る方法です。
アーティフィシャルフラワーの茎や枝には
ワイヤーが入っており、
その茎や枝のワイヤーを
リースの土台にして作ることができます。
この作り方も
アーティフィシャルフラワーを
活かした作り方なので、
自然な雰囲気に仕上げることができます。
リースベースがないため、
仕上がりはとても軽く、
壁面にも飾りやすかったりします。
茎や枝を強調させることで、
個性的なリースを作ることもでき、
自分のイメージに合わせたリースを
表現したい時におすすめの方法です。
![](https://art-ami.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_5613-300x300.jpg)
まとめ
今回は、
初めての方にも作りやすい
『お花を貼る』という方法をはじめ、
フラワーリースの作り方4種類をご紹介しました。
アーティフィシャルフラワーリースの作り方は
出来上がりの雰囲気によって、
どの方法で作るのかを使い分けることがオススメです。
また、
今回ご紹介した作り方を
自由自在に組み合わせられるようになると、
イメージ通りのフラワーリースを
作ることもできたりして、
より一層、リース作りが楽しくなってきます。
私の教室のベーシックコースでは、
フラワーリースのレッスンを行なっております。
ここでは、今回ご紹介した制作方法のうち
『リースの土台にお花を挿す作り方』をメインに
作り方のコツを詳しくレクチャーしています。
フラワー作品作りの基礎を習得したい方は
こちらの↓
フラワーベーシックコースも
合わせてご参考にしてみてください。